FastFitness全集

超一流の食事術は糖質を摂らない[Vol:18]

糖質と脂質

こんにちは。16時間断食(ファスティング)と筋トレで理想のカラダを手に入れた「ルカ君」です。現在33歳,男性,170cm,54kg,体脂肪率8%台をキープしています。

毎日、1日1食と1日1時間の筋トレをする生活(FastFitness)を継続しています。カラダの見た目がわかるようにYoutubeに毎日動画しています。こちらも是非参照してください。

2024.1.27 トレーニングVlog 180 Day


今回はVol:18「超一流の食事術では糖質を摂らない」です。

体質改善や理想のカラダづくりに試行錯誤している方のヒントや、生活や習慣に取り入れられる情報になれば嬉しいです。

糖質から脂質をエネルギー源にする

私たち人間のカラダは糖質と脂質の二つをエネルギー源にしています。

よく「脳には甘い物が必要」と言われチョコレートや飴、砂糖が使用された嗜好品が仕事や勉強で疲れた時に最適な食べ物と言われています。

しかし、これは大きな誤解です。実は甘い食べ物はエネルギー源としては、とても効率が悪く、集中力が下がり、勉強も上手くいきにくくなります。

理由は、体内の糖質を補完する燃料タンクはとても小さく約2000kcalのストックしかできません。そして、脂質のタンクは糖質のタンクの20倍の約4万kcalのストックができるようになっています。

そのため、糖質は摂取してもすぐに空になってお腹がすき、エネルギー切れを起こすため何度も甘い物が食べたくなってしまいます。

逆に、脂質は糖質の20倍のストックができるので、とにかく腹持ちがよくすぐにお腹が空きません。エネルギー切れが起こりづらいから集中力も長続きします。

このような理論から、実はエネルギー源に適しているのは糖質ではなく脂質だと説明できるのです。

人類の歴史からも紐解く

人類が生まれて、原始時代。日本で言うと縄文時代まで人間は400万年もの間、魚や肉などのタンパク質と糖質をメインに食べて飢えと戦ってきました。

逆に穀物のご飯や小麦を食べ始めたのは今からたった1万年前の事です。

このことからも、身体に適したというより長く順応してきた栄養素は糖質ではなく脂質だと言うことが出来るのです。

本来私たちの身体にあった脂質をメインのエネルギー源にすることで、日々の生活や仕事のパフォーマンスを最大限に高めることができる。というわけです。

実際の研究結果でも、糖質をやめて脂質をメインに切り替えると、糖尿病の症状やうつ病、肥満と言った病気が改善されて、仕事のパフォーマンスが良くなった報告があります。

縄文時代や原始時代になかった病気や症状がなくなり、狩猟採集生活をしていたように機敏で、周囲の状況にも敏感に対応するようになるイメージですね。

病気は糖質の摂り過ぎによるAGEから生まれる

ここまで説明したように、私たちは脂質をメインのエネルギー源にすべきなのに、今は糖質をメインにしている人が多いです。

そのため、身体のあちこちに不具合が生じているのです。わかりやすいところでは、肥満や糖尿病、狭心症、心筋梗塞、アトピー、脳卒中、がん、うつ病、虫歯などです。

世界の糖尿病人口は4億6300万人になり、日本でも増え続けている疾患です。

逆にカナダの北部に暮らすイヌイットの人たちは現在も糖質をほとんど摂っておらず、脂質中心の食生活を送っています。

世界の他の国の人々と比べて、心臓病や脳血管障害、がんの発症率がとびぬけて低い統計が取れています。

なぜこうなるのか?というと、たくさんの糖質が体内に入ると体内で炎症が引き起こるからです。

これは、AGEという終末糖化産物がこの炎症や病気、老化の原因になります。もっとかみ砕くと「糖質を摂る⇒炎症を起こす⇒老化が進み病気になる」このサイクルが生み出されるのです。

これは、病気になった後にこうかいしないようにしっかりと覚えておきましょう。

糖質を食べると血糖値が乱高下し集中力が下がる

もうひとつ糖質がエネルギー源に向かない理由が「食べた後に眠くなること」です。

お米やパン、お菓子などを食べると血糖値が急激に上がり、それを下げるために膵臓からインスリンが出ます。

上がった血糖値が急激に下がっていくことで、この血糖値がジェットコースターのようい乱高下するときに集中力の低下や眠気、イライラ、手の震えなどが引き起こされます。

そして、血糖値が下がると脳はまたエネルギー不足を感じて糖質を欲します。そのため何度も何度も勉強中にエネルギー切れを感じ、糖質を欲してしまのです。

逆に脂質の場合は、血糖値が常に安定して食後に眠くなることはなく、安定した集中力を維持できるのです。

まとめ

今回は糖質より脂質を摂った方がよい理由を説明しました。

次回は脂質の摂り方についてブログをまとめようと思います。
何か体の不調を感じており、「糖質の摂り過ぎかも?」といった気づきのキッカケになれば、この上ない喜びを感じます。

今後も断食や小食、オートファジー効果についての解説記事をブログにまとめていきます。最後までご精読ありがとうございました。