FastFitness全集

超一流の食事術は脂質にこだわる[Vol:20]

脂質が身体にいい理由

こんにちは。16時間断食(ファスティング)と筋トレで理想のカラダを手に入れた「ルカ君」です。現在33歳,男性,170cm,54kg,体脂肪率8%台をキープしています。

毎日、1日1食と1日1時間の筋トレをする生活(FastFitness)を継続しています。カラダの見た目がわかるようにYoutubeに毎日動画しています。こちらも是非参照してください。

2024.2.1 トレーニングVlog 182 Day


今回はVol:20「超一流の食事術は脂質にこだわる」です。

今回はアイザック・ジョーンズさんの著書「一流の食事術」から脂質を摂る事の効果や食事についてPickUPして解説したいと思います。

これまでのブログで、糖質ではなく脂質を摂取する重要性を説いてきました。ここでは脂質を摂る前に、「悪い油」と「良い油」がある事を解説します。

体質改善や理想のカラダづくりに試行錯誤している方のヒントや、生活や習慣に取り入れられる情報になれば嬉しいです。

脂質を摂る前に「悪い油」を知る

悪い油の代表格は「トランス脂肪酸」というものです。

有名な具体的例は、「マーガリン」「ショートニング」です。これらの人工的に作ったアブラは非常に安いため、お菓子やケーキ、パン、ルー、揚げ物に含まれています。

このトランス脂肪酸の特徴はアブラに人が手を加えた時に生じます。また、同様にサラダ油やキャノーラ油も身体に悪いアブラです。

ちなみにこの悪いアブラを食べると完全に体外へ排出されるまでに240日かかるという研究データがあります。

その間に、悪い油によって体内で炎症が起こり、さまざまな病気や不調を引き起こす原因になるのです。

この「悪い油」が入っているお菓子やケーキ、パン、揚げ物、サラダ油、キャノーラ油は口にしない方がいいでしょう。

天然の「良い油」だけを摂る

ここでは良い油を紹介していきます。

少し専門的な話になりますが、アブラは「オメガ9」「オメガ6」「オメガ3」「飽和脂肪酸」の4つに分けられています。

これらの良質なアブラは1日に男性120g,女性90を目安に摂取することが推奨されています。*不飽和脂肪酸分類のアブラは加熱しない

1.飽和脂肪酸

飽和脂肪酸に分類される代表的な油
「ギー」「グラスフェッドバター」「ココナッツオイル」「MCTオイル」

2.不飽和脂肪酸[オメガ9]

飽和脂肪酸[オメガ9]に分類される代表的な油
「オリーブオイル」

3.不飽和脂肪酸[オメガ6]

飽和脂肪酸[オメガ6]に分類される代表的な油
「アマニ油」「ヘンプシードオイル」

4.不飽和脂肪酸[オメガ3]

飽和脂肪酸[オメガ3]に分類される代表的な油
「アマニ油」「ヘンプシードオイル」「えごま油」

オススメの油は6種類

これらの良い油で推奨されている油は6種類あります。
「ギー」「グラスフェッドバター」「ココナッツオイル」「MCTオイル」「オリーブオイル」「アマニ油」です。

これらの身体にいい油は、一言で説明すると全て自然にできた油です。つまり、人間が手を食えていない天然のアブラでだいたいがすこし値段が高いです。

グラスフェッドバター / ギー とは

「グラスフェッドバター」というのは、牧草のみで飼育された牛からできたバターのことです。

さらに「ギー」はそのグラスフェッドバターを加熱して、余分な不純物を取り除いたバターです。

ココナッツオイル / MCTオイル とは

ココナッツオイルとMCTオイルはココナッツから抽出されるアブラです。

オリーブオイル とは

みんな大好きオリーブオイルは文字の通り、オリーブの果実から得られるアブラです。

アマニ油 とは

アマニ油は亜麻の種子から得られるアブラです。

脂質を食べ過ぎても太らない

高カロリーの脂質をたくさん摂っても、それによって体重が増えることはありません。むしろ良いアブラをとれば身体は引き締まっていきます。

太っている人は脂質の食べ過ぎではなく100%糖質の食べ過ぎなのです。

[炭水化物・砂糖 のみ] ⇒ 太る
[炭水化物・砂糖]+[脂質] ⇒ 太る
[脂質のみ] ⇒ 太らない

また実は、脳は重さの60%が脂肪で出来ているので良いアブラを摂れば脳の働きが良くなることも研究論文で説明されています。

それに、アブラは腹持ちも良く、お腹が空かなくなり、病気の原因となる炎症を防ぐこともできます。

つまり、良いアブラは最高の健康を手に入れる時に避けては通れない物なのです。もこみちがあれほどオリーブオイルを使うのにはこういう理由があったのです。

良い脂質を摂取する食事

ここからは、良いアブラをどう使って食事をするのかを紹介します。

1. バターコーヒー

朝食として推奨されるのが、コーヒーに良いアブラを入れて飲む「バターコーヒー」です。十分すぎるくらいの腹持ちがあり、元気も出てくる飲み物です。

ちなみに、このバターコーヒーはデイヴ・アスプリーさんの著書「自分を変える最強の食事」という本にも出てきます。

作り方はコーヒーにグラスフェッドバター大さじ1~2杯とMCTオイル大さじ1~2杯を加えるだけです。

朝食はこの完全無欠コーヒーだけでOKです。このように朝はコーヒーなどの飲み物に良いアブラを加えて飲むのが最強の健康を手に入れる王道なのです。

2. 肉/魚/野菜にアブラをかけて食べる

食べるものは肉と魚、野菜を食べればOKです。肉な魚にも天然のアブラが含まれています。間食にはナッツを食べましょう。

原始時代に戻ったようにシンプルな食事をするのが一番身体に良いのです。昼食や夕食は、肉や魚にオリーブオイルやアマニ油,エゴマアブラなどをかけて食べると良いです。

まるで、醤油やマヨネーズのように油をかけて食べるといいと本では説明されています。

ちなみに、火を通して加熱して良いのは飽和脂肪酸である、バターやココナッツオイルだけです。オリーブオイルやアマニ油,エゴマ油は火を通すと身体に悪い物質が発生してしまうので生で食べ物にかけるのが良いです。

1カ月続けると生まれ変わる

砂糖や糖質と悪いアブラをやめて、良いアブラだけを摂るようになると一カ月ほどで細胞や細胞膜の作り上げる原料が75%更新されます。

その結果、まず驚くほど肌がキレイになり、肌荒れがなくなります。ニキビができやすい体質の方は、より効果を実感できるでしょう。

また頭のモヤモヤが消えて、仕事や勉強で良い結果が出やすくなり、朝から目が冴え、行動的になり、本当に疲れにくくなります。

もちろん、今まで説明してきた通り病気になりにくくなるので、医療費が安く済ませられるし、サプリメントにお金を使う必要もなくなります。

この生活を1年続ければ、身体の95%はキレイになるとこの本に書かれています。

まずは、1カ月だけでもお試しでやってみることが大事です。とにかくコーヒーにグラスフェッドバターを混ぜて毎日飲むことです。

そして、少しずつ糖質を辞めていくのです。そうすれば、必ず良いパフォーマンスを出せるようになるでしょう。

まとめ

今回は脂質を摂った方がよい理由と食事法や理由に至るメカニズムについて説明しました。

日々、身体やお肌の不調を感じており、砂糖や糖質主体の食事をしている人は一度脂質メインの食事に切り替えるトライをしてみてください。

体の不調を感じており、このブログがキッカケでほんの少しでも食事を見直す機会になれば、この上ない喜びです。

今後も断食や小食、オートファジー効果についての解説記事をブログにまとめていきます。最後までご精読ありがとうございました。