こんにちは。22時間断食(ファスティング)と筋トレで理想のカラダを手に入れた「ルカ君」です。現在33歳,男性,170cm,54kg,体脂肪率8%台をキープしています。
毎日、1日1食と1日1時間の筋トレをする生活(FastFitness)を継続しています。カラダの見た目がわかるようにYoutubeに毎日動画しています。こちらも是非参照してください。
今回はVol:29「カラダの不調は『パン』が原因かもしれない」です。
皆さんは、いつも下痢やお腹に不調を抱えていませんか?もしかしたら、普段口にしている「パン」や「牛乳」がその原因になっているかもしれません。
そこで今回は、お医者さんでクリニック院長である、内山葉子先生の著書「パンと牛乳は今すぐやめなさい」から、パンと牛乳が身体に与える影響とメカニズムを説明していきます。
体質改善や理想のカラダづくりに試行錯誤している方のヒントや、22時間断食を生活や習慣に取り入れられる情報になれば嬉しいです。
パンに含まれる「グルテン」が不調を引き起こす
小麦が原料になっている、パンが身体に悪い理由は「グルテン」が含まれているからです。
「グルテン」とは、小麦に含まれるたんぱく質で、うどんのコシやパンの「フワフワ、もちもち」した触感のもとになっている物です。
この「グルテン」の含まれたパンを食べると下痢をはじめ、うつ、アトピー、認知症などの様々な不調の原因になります。
この「グルテン」は、なかなか消化しづらい物質なのです。肉やお米、野菜が普通に消化されるのに対して、モチモチしているグルテンは、腸内にこびりついて消化されないのです。
そうすると、体内ではグルテンを異物と判断して、なんとか排除すようとする「抗体」が作られます。
つまり、異物であるグルテンを抗体が退治しようとするのです。
しかし、ここで思ってもいないことが起きます。抗体はグルテンを攻撃して、排除しようとしますが、この時に胃や心臓、小脳、腸などでグルテンとよく似た造りの細胞や細菌を敵と思い込んで攻撃してしまうのです。
専門的な解析結果からも、グルテンの中に含まれているグリアジンと小脳のアミノ酸配列が非常によく似ていることがわかっています。
結果として、グルテンの含まれたパンを食べると、下痢をはじめ、うつやアトピー、認知症などのさまざまな不調を引き起こすのです。
特に、毎朝食パンを食べることが習慣になっている人は気を付けたい食べ物なのです。
ここまで解説すると、パンが身体に悪いのであれば、昔からパンが主食の欧米人は全員体調不良なのでは?という疑問が出てきます。
この疑問に関しては、昔の小麦はグルテンが非常に少ない量しか含まれていなかったことが理由です。
今の小麦は、より美味しくモチモチした食感になるように品種改良されたため、昔の小麦よりも多くのグルテンが含まれる食べ物になってしまったのです。
パンの原材料に含まれる身体に悪い成分
実は、グルテン以外にもパンには体に悪い物がたくさん含まれています。食パンの原材料名の項目の並びに注目してください。
小麦、糖類、マーガリン、乳化剤、イーストフード、V.C….
糖類は、身体の血糖値を乱高下させるためn、急激にねむくなったり、ダルくなったりする原因となる成分です。
マーガリンは、最強に身体に悪い「トランス脂肪酸」を多く含んでいる食べ物です。このトランス脂肪酸は心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める成分として広く知られています。
WHO(世界保健機関)は、このトランス脂肪酸を根絶させることを目標にしています。そして、「乳化剤」「イーストフード」「V.C」は全て添加物です。
言うまでもなく、身体によくありません。
これらの理由から、健康に気を使っている人は、安価でどれだけおいしくても、パンを決して口にしないのです。
パンには中毒性がある悪い成分
ここまでに、説明した「グルテン」にはもうひとつ大きな特徴があります。それが、「中毒性」がある事です。
グルテンには、「エキソルフィン」と呼ばれるモルヒネに良く似た物質を出します。なので、多くの人はパンを食べると、食べた瞬間に幸せな気分になります。
しかし、この一瞬幸せになったあとに、アレルギーや鼻炎、肌荒れ、下痢、腹痛などの不快な症状がやってきます。
しかし、中毒性があるため、またすぐにパンを食べたくなってしまうのです。
おにぎり屋さんは少ないのに、小麦を使ったパン屋さんがこれほど世の中にあるのは、小麦が安く、中毒性があるから、と解釈する事が出来るのです。
グルテンをやめると、身体能力が上がる
テニスの世界ランキングに名を連ねているジョコビッチ選手を御存じでしょうか?
ジョコビッチ選手は、ずっと鼻づまりやアレルギーなどの謎の体調不良に悩まされていました。試合中にも息が出来なくなって倒れこんだり、体力がもたない事で、勝てない時期がありました。
そして、この体調不良の原因が小麦に含まれるグルテンだったのです。
実は、ジョコビッチ選手は実家がピザ屋さんであったため、ほぼ毎日、ピザやパスタ、パンをガンガン食べていました。
身体の検査を実施したところ、体内にグルテンに対する抗体が見つかり、そこから小麦を食べない事で別人のように症状た改善しました。
息切れもなくなり、体力もついて、正解最高の選手になる事が出来たのです。
まずは3週間、パンを食べない生活する
もちろん、ジョコビッチ選手は、元々才能もあり、努力も怠らなかった前提があります。しかし、逆に考えると「小麦を食べる」行為が、パフォーマンスを下げて勝てなくする要因になっていたと言えるのです。
ジョコビッチ選手が、グルテンを摂らない食生活について語った本が「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本です。
この本の中でも、小麦食品を摂らないようにしたこと、2~3週間で体調が劇的に改善したことが書かれています。
この事からも、パンに含まれるグルテンの抗体が身体から消えるのに、大体3週間ほど掛かります。体調改善するトライアルとして、まずは「パン」を3週間辞めてみる事をお勧めします。
まとめ
今回はパンに含まれる「グルテン」が身体に与える影響やメカニズム、そしてパンをやめてみる期間やメリットについて説明しました。
断食したいけどパンが好きでやめられない。毎日、原因不明の体調不良を抱えている。
そんなストレスを感じており、このブログがキッカケでほんの少しでも食事を見直す機会になれば、ルカ君もとても嬉しいです。
今後も健康やダイエットに繋がる食事や運動、断食や小食、オートファジー効果についての解説記事をブログにまとめていきます。最後までご精読ありがとうございました。